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安全に住宅ローンを支払って行く為に①

2×4住宅

赤坂建設 http://aksk.co.jp

高山です。

 

ゴールデンウィークが明けましたね。

皆さんは如何お過ごしだったでしょう?

 

私は

前半、お仕事

中半、個人的な用事で札幌へ

後半 お仕事

でした。

 

さて、前回のブログで何故?

住宅ローン破綻は起きるのか?

そんなテーマで何回かに分けて私の感じる事を

ご案内させて頂きたいと思います。

 

住宅ローン破綻

住宅ローンの支払いが出来なくなり、せっかく持った家を

手放す方が、多くいらっしゃると耳にします。

 

その要因は、様々な事が有るのでしょうが・・・。

 

金融機関が

 

貸し出す際に、既に問題が生じている事をよく感じる事が

有ります。

 

ある金融機関の貸出の条件の一つ。

 

住宅ローンご利用頂ける方

借入時 満20歳以上65歳未満でローン完済時、満82歳未満。

現在、多くの方が住宅ローンを組む際

35年の住宅ローンを利用する方が多くいらっしゃいます。

 

上記の条件と照らすと

82歳が完済年齢の上限だった場合、

82歳-35(年)⇒47歳

 

あくまで条件上の話ですが・・・47歳の方ですと・・・

35年ローンは組める事になります。

 

仮に47歳から35年後…82歳

 

勿論の事、申し込みは出来たとしても。。。審査上・・・

審査に合格する事は難しいと思います・・・が。。。

 

こんな経験があります。

その方は40代半ばのお客様でした。

 

支払額の関係でその方も、少しでも長い返済年数を希望

しました。

 

条件上、35年ローンを組む事は出来ますが・・・多分、無理ですよ。。。

 

申込をした後、金融機関からこんな下矢印質問がきました。

 

今回、申込んで頂いたお客様なのですが、現在4〇歳で35年のローン

を希望されていますが・・・

60歳が定年とした場合、その後、返済はどうお考えになっていますか?

 

※注意ポイント

住宅メーカー(業者)を通じて住宅ローンを申し込んだ場合

金融機関からは、お客様へ直接ではなく、業者に連絡がまず、入る事が

よくあります。

 

上記上矢印の事をお客様へ、金融機関からの質問事項として

伝達させて頂きました。

 

その際の回答例)

・退職金で完済する

・今の職場は60歳では定年とならない

・定年後も、今持っている資格を生かして仕事に就くつもり

・何とかして払って行くつもり※

 

上記の質問には

※何とかして払って行くつもり・・・。

 

その回答を金融機関へ伝えました。

 

結果・・・・

ローンは通りました(合格)

 

ローンの支払いの事は、心配しつつも、お客様の自分の家は持ちたい

という想いが強かった事と、子供達に自分の部屋を与えたいという想い

 

家族の為にも、長い住宅ローンを支払ってでも、家を持たせて上げる

事が正解なのでしょうか?

 

こう考えました。

仮に。住宅ローンの支払いに問題が起きそう、だからこのお客様には

家を持つ事を諦めて貰おう・・・と考えても・・・・。

 

家が持ちたいという、そのお客様は、もし断ったとしても・・・。

別の業者できっと家を持つ事になるだろう。。。

 

それで有れば・・・今後、どんなリスクが存在するのか?その為にどうしていく

べきか・・・しっかりとお客様へお伝えする事が出来る業者の方がお客様にとって

は良いわけです。

 

最終結果・・・・そのお客様は、とても高い保証料を支払って、念願だったマイホーム

を手に入れる事が出来ました。

 

上記のお客様にとって今後、必要な事・・・。

・定年後の住宅ローン支払い方法を、今からでも遅くないのでしっかりと考え計画を

立てて行く事

・今後、家族の年齢変化と共に変わって行く、お金の掛かる時期をよく知っておく事

・生活上のリスクに備えた、保険等は完備されているか

・高年齢でも、働ける資格を持つ事(夫婦共に)

・支払いが遅れる前に、相談する相手をしっかりと見つけておく事

・保証会社の事をよく知っておく事※

 

そういった対策等がとても必要だと思います。

 

対策無で進んだ場合、とても住宅ローン破綻の可能性が高くなります。

 

では、今後、必要な事でご案内させて頂いた・・・

※保証会社の事をよく知っておく事

何の事か・・?

 

とお思いの方もいるかもしれません。

以前、こんな話がありました。住宅ローンの支払いの方はきつくないですか?

との質問に・・・。

『保証会社に入っているから大丈夫!』そうお答え頂いたお客様がいました。

 

とても危険な話です。

次回に詳しくご案内させて頂きます。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願いします。