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現場の要。頼りになる気配り上手な現場監督

赤坂建設 現場代理人
五十嵐勝(いがらしまさる)

二級建築士 二級建築施工管理技士

私は、現場監督として、着工からお引渡しまで、そしてアフターメンテナンスやリフォームに関しても担当しています。主に赤坂社長や高山さんが担当されるお客様の現場をスムーズに、品質良く納品できるように働いています。

設計やお客様との打ち合わせなどの経験もありますが、今は、主にそれらは社長、佐竹専務、高山さんがいますので、私は現場監督業務、つまり裏方の仕事がメインです。例えば高山さんがお客様と内装の仕様を決めたら、その後の材料手配、施工の段取りなどを職人さんたちと進める役目です。

私は音更町出身で、中学生のころ、設計士に興味を持ち、工業高校の建築科に入学しました。現在の星槎道都大学建築学部に入学し、札幌の設計事務所に就職しました。学校などの公共建築物の図面などを書く会社で、朝の9時に出社して、帰るのは深夜の3時頃という仕事でした。

十勝に戻り、地元の住宅会社で作業員を経験しました。基礎の鉄筋工事や型枠工事など住宅建設で現場仕事をしているうちに現場監督として正社員にしていただきました。冬場は大手ハウスメーカーの下請け仕事で設計図を描いたりもしました。

昭和60年前後は住宅建設ラッシュだったのでとにかく設計、施工の両方でたくさん仕事がありました。ハウスメーカーの仕事をしていた当時は、とにかく工事を効率よく、採算が合うように、工事も、設計も、見積も、職人さんの手配もとにかくたくさんの仕事を経験しました。在来工法の住宅会社です。でもその会社が2012年に倒産してしまいまして・・・。

倒産ですから社員としての身分はなくなったのですが、お客様にご迷惑をおかけしていたので、会社は無くなったとはいえそのお客様のケアを継続しました。その結果、なかなか再就職という段階には行けませんでした。

そんな時に設備会社の方から「五十嵐君、どこか行くあてあるの?」と心配していただいて。その会社が赤坂建設さんと取引していて、紹介で赤坂社長に面談をしていただいたのが2013年です。赤坂建設に入社した翌年にカナダ研修に行かせてもらいました。

赤坂建設は施工の納まりをしっかり考えた構造図を書きます。そのため大工さんも仕事がしやすい。また大工さんも自社で雇用している社員大工です。こうした会社の姿勢、体制が住宅の品質を高めています。自分は現場監督なので、大工さんをはじめとする職人さんたちが良い環境、条件で仕事ができるように常に考えています。

プランの打合せをお客様と進めて契約に至ると、いつまでに完成お引渡しするか決まります。構造図や工程表、見積、着工、躯体工事、設備、内装工事、お引渡しなど、着工後は3か月から4か月の期間ですが、工程管理、段取りの良さは、品質、コストなどに大いに関わりますし、大工さんや協力業者さんたちとのチームワークの上でも大切です。現場には想定外もいろいろ発生しますが、関係者との連絡、相談、気配りがあれば乗り越えられます。

現場監督としては、プロの大工さん、職人さんたちとのチームワークを大事にしています。社員大工が揃っているのがまず大変心強い。ツーバイフォーの施工に関しては熟知していて責任感もあるので、現場監督として現場でチェックしてもミスらしいミスはほとんどありません。

大工の村上さんや大西さんは、経験も責任感も兼ね備えた人材です。大工さんの方から、もっと良い施工がある、手間がかかってもそうしたほうがいいのではないか?と打診してくれるほどプロ意識が高い。そういう姿勢があるから大工さんを信用できるんです。赤坂建設の大工は丁寧。仕事の早さは特段凄いというわけではないですが、お客様のために1棟1棟丁寧に施工します。

断熱気密は寒冷地十勝では大変重要なポイントです。断熱工事を外注する会社もありますが当社は、壁の中に隠れてしまう部分でもあるので、自社の大工が施工し私もしっかりチェックするという体制にしています。当社の大工は手抜きをしないので社員大工にお願いするのが一番良いんです。

赤坂建設はOBのお客様や紹介などを中心にリフォーム工事も行っています。リフォームは新築以上に施工面では配慮が必要で難易度が高い工事になります。屋根をはがせば雨が心配ですし、壁や基礎の中など、工事を始めてみないとわからない部分だってあります。

現場監督としては工程を計画通り、品質もしっかりお引渡しできるように頑張って、無事お引渡し出来た時は嬉しいというより安心感でいっぱいになります。雨や雪、など不確定要素はいろいろあるので常に油断できません。

住宅建設の作業員、設計、現場監督などを30年以上やってきました。大変素晴らしい会社に所属できて良かったと思っています。今、嫁の実家、義理のお兄さんの2世帯住宅の家づくりを任されて、自分で設計、見積、着工からお引渡しまで、自分が担当します。どのお客さまの家でもそうですが、自分の責任の重さをいつも感じます。

私はこう見た!私から見た五十嵐さんとは?

赤坂社長より
・建て主様をはじめ、職人さん、建材営業の皆様など誰に対しても礼儀正しく気配りができ、誠実な対応ができる
・仕事に追われるタイプではなく追うタイプ。先回りした仕事力は現場管理はもちろんのこと事務的な作業においても見事
・デスクがいつも整理整頓されて綺麗
・基本設計から高レベルのスキルが要求される施工図面まで書ける優れた建築士、的確な工程で現場を完成まで導く素晴らしい施工管理技士である


佐竹専務より
・几帳面で現場をその場の状況に合わせて組み立てることができる・大工さん、協力業者さんの信頼が厚く、現場で頼りになる存在です
・お客様目線での親切な対応ができる
・建築現場全体に明るく、現場の納まりや工程など職人さんとのやりとりなどがスムースにできる


田岡さんより
・図面の事やわからないことなどいろいろ質問すると、忙しい中でも時間を割いて教えてくれます。
・現場の管理から大工さんの調整、図面、お客様との打ち合わせまで全て行っていて尊敬するばかりです。


高山さんより
・34年間の住宅業界経験で出会った現場監督の中で間違いなくNO1
・安心して現場を任せることができる
・いいづらいことも受け入れてくれる
・現場に対して妥協することなく、厳しさを持っている
・常に顧客によって良いものを創るという意識が強い
・体力がある
・顧客対応もしっかりできる。
・礼儀・礼節が素晴らしい