10年間固定型3.9%に引き上げ??
1690回目の赤坂建設高山ブログです。
昨日。
地元の新聞にて
少し一般の方には理解しずらい。。。
と思われる記事が載っていました。
住宅ローンの事です。
『10年間固定型』3.9%に引き上げ
帯信金住宅ローン来月から
その新聞記事を見た
身内から
来月から住宅ローン金利
すんごい上がるんだね!と言われ
いや。違うのこれ
と説明し理解してくれた様です。
つまり
3.9%という金利は
基準金利が上がると言う訳です。
記事内にも
利用者の高い変動金利の基準金利や
借入当初から一定期間適用される特別金利
は2月も据え置く方針。
と有ります。
特別金利とは、帯広信金の場合
現在、1.05%のはずですね。
その金利が現在変わる訳ではありません。
では?
基準金利とは何?
基準金利が変わる影響とは?
についてご案内して参ります。
基準金利とは?
お店で言う、定価みたいなものですよ
と私は説明しています。
今時、定価でモノを買う人はあまり
いませんよね。
3.9%という定価の金利が合って
住宅ローンをうちの金融機関で借りて
くれるのなら、特別サービスで
金利を1.05%にして差し上げますよ。
という事だと思います
今回の場合は、定価は上がるのですが
お客様へ直接販売する価格は変えません
という事だと思います。
ただ。
基準金利が上がる影響とは?
基準金利はどのような場合に影響するか?
についてご案内して参ります。
10年固定型と言う事は
10年後に住宅ローンは更新されるという事と
なります。
仮に10年間1.05%の金利で借りていました。
では11年目からどうなって行くのか?
当初の特別サービス期間は終了するので
再び、特別サービス金利を使う事は出来ない事の
方が多く有ります。
再び、10年固定型にて返済して行きたい場合
の金利適用が、つまり基準金利な訳なのです。
仮に再来月、住宅ローンの切替えの方がいたと
します。
その方が
10年固定型にて返済を希望した場合
金利は3.9%になるのか?
と言えば、そうではないのです。
1番最初に住宅ローンを借りた際に
更新時には、その時期の基準金利より
確か?
帯広信金の場合はマイナス1.5%を引く
事となっているはずです。
そうなると
3.9%−1.5%
2.4%
というのが上記⤴にて例を上げた方の
適用金利となる訳です。
当然ながら
基準金利が低ければ低い程
更新時に適用となる金利は低く済む事と
なるので基準金利も引く方が良いですね。
これから
住宅ローンを組む方は10年後?
世の中がどうなっているのか?
わからない為、そんなに影響は無いとは
思うのですが、近く住宅ローンの更新となる方
は、どう選択するのか?
迷う方も多いと思いますし
地元では
変動金利型(当初から)※信金のみ?
3年固定型
5年固定型
10年固定型
全期間固定型
の住宅ローン商品が有ります
どれを選択する事が自分達(お客様)に
とってベストなのかは十分に時間を掛けて
ご検討下さい。
又
今回の記事では
基準金利の上昇の報道でしたが
実際の特別金利と言われる
金利を上げている金融機関も現在、存在しています
今後も変化がある事に
ブログを通じてご案内させて頂きたいと
思います。
どうぞよろしくお願い致します。