2×4基本性能~赤坂建設の住まいづくり
赤坂建設は、皆様の大切なお住いの設計から施工までをすべて直営施工で行っています。
さまざまなご要望や時代のニーズにお応えするために、技術研修や視察を通して常に最新の技術導入に取組むとともに、環境に配慮した住まいづくりも心がけています。(2×6仕様をベースにQ値1.0を目指した性能で3層窓トリプルLOW-Eサッシとの採用を推進しています)
またフレーミングマシンによる2×4パネル工法で、付加断熱提案を含めた高精度な住まいをお届けしています。
ツーバイフォー工法の基本性能をご紹介します
ツーバイフォー工法は19世紀初めに北米で誕生した工法です。厳しい自然環境の中で少ない労力と資材で建てることのできるこの工法は、その合理性から今では国際的な住宅工法として広く普及しています。
当社では1974年(昭和49年)に日本でツーバイフォー工法がオープン化されて以来、アメリカ・カナダ視察などを通して技術を導入し、1976年に道東で第1号の2×4工法住宅を建設しました。
ツーバイ工法在来工法の図従来の工法との一番大きな違いは、2×4工法では壁・床・天井が一体化された六面体の箱形状ということです。2×4工法では水平面と垂直面が釘や金物によって接合され、地震や台風などの外力を面全体で受けてバランスよく力を分散させるため、優れた強度を発揮します。
高い品質
2×4で使用される構造用製材は基本的に6種類です。使用する箇所によって規格が細かく定められ、JAS規格によって厳しく品質管理されています。使用する釘はサイズや用途別に色分けされていて(後でも判別が可能なように)使用する種類や本数、打ち方までもが細かく規定されて、自主工事検査員と枠組技能士が責任をもって監督管理をしています。
設計の自由度
2×4では壁そのものが構造体のため間取りの自由度が高く、構造計算をすることで大空間も可能になります。
また勾配天井面を居室や納戸などとして利用したり、吹抜空間を取り入れたりと開放感も演出できます。
自然災害に強い
2×4は面構造のため地震の揺れや積雪も効率良く吸収・分散して優れた耐久性能を発揮します。屋根の垂木と枠材も「ハリケーンタイ」と呼ばれるあおり止め金具でしっかりと接合され、強風によって屋根が飛ばされることを防ぎます。
火災に強い
木は火災に弱いと思われがちですが、2×4で使用される製材は表面が燃えて炭化すると逆に燃えにくくなり、燃え残った中心部が強度を保って建物の倒壊を防ぎます。室内の天井や壁の全面に、炎があたると内部に含まれた「結晶水」が熱分解を起こして水蒸気を発生させる石膏ボードが貼られていますので、室内の温度上昇をくい止め、構造材に炎がうつるまでの時間を遅らせます。
また壁内部の仕切られた空間が防火区画となる「ファイヤーストップ構造」そのものが延焼を防ぎます。これらの優れた耐火性により、住宅金融公庫においては準耐火構造に認定され、融資条件や火災保険料も有利になります。
快適空間
2×4住宅はその構造から断熱・気密性が高く、ツーバイシックス仕様(140m/m断熱)にすることで、暖房にかかる費用もこれまでの住まいにくらべ更に経済的です。世界的なCO2削減に向けQ.1仕様の住宅建設を推進します。
三匹の子ぶた ~ツーバイフォーなら、だいじょうブー!~ ①耐震性編
三匹の子ぶた ~ツーバイフォーなら、だいじょうブー!~ ③断熱性(省エネ)編
赤坂建設も会員である
一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会 (2x4assoc.or.jp)からも、ツーバイフォー工法のわかりやすくて詳しい解説動画が公開されています。こちら
日本ツーバイフォー建築協会の公式ホームページはこちら
https://www.2x4assoc.or.jp/build/trait/