火災保険に関するニュース★
1082回目
十勝の老舗工務店
赤坂建設 高山です。
新型コロナウィルス被害
現在、世界中で起きている大きな災害と
捉えても良いのではないでしょうか?
今回のケースでは適用には
なりませんが、災害のリスクを回避する為に
火災保険があります。
先日、火災保険に関するニュースがありました。
火災保険は最大5年しか契約できなくなるようです。
大手損害保険会社が、火災保険の契約期間を
原稿の10年から5年に短縮する検討を始めた。
保険各社は自然災害で保険支払いが急増
おり、収支改善の為、保険料の値上げに踏み
切っている。契約期間も短くする事で値上げした
最新の保険料を反映させるのが狙いだが、
契約者負担は・・・。
2020年2月25日毎日新聞より
との事。。。
住宅屋から
住宅を購入、建築した場合、お客様が入居する際
万が一の為に、火災保険は誰しもが加入します。
火災保険に加入する際
以前は、最長(住宅ローン返済期間である)35年で
掛ける方が多くいましたし、住宅ローンを借りる
金融機関によっては、強制的に当初から借入期間での
火災保険加入が求められました。
それが、数年前から
自然災害増により、保険金の支払額が多くなるに連れて
最長で掛けれる期間が10年となりました。
デメリットはこうです。
保険の加入期間が長ければ長いほど
1年間当たりの保険料は少し安く済みます。又
火災保険は掛け続けていないと不安ですよね。
当初から、住宅ローン返済期間を掛けておくことで
住宅ローン返済中に、大きな経費(保険)負担はいりません
が、10年であれば・・・・。
忘れた頃に、場合によっては大きな経費(保険)負担が
出てくることになります。
今後の事を考えると
大きな災害が起きる事に、保険料負担もどんどん大きく
行くような気がしています。
住宅購入(建築)を考える際
火災保険の事も、色々と考慮する必要が有りそうですね。
考慮する上で
家の建て方(構造)等によって火災保険の保険料が大きく
違うのはご存じでしょうか?
簡単にご紹介させていただくと、火事となった時に
燃えずらい構造であればあるほど、保険料は安く済みます。
我々の立場にてご紹介させて頂くと
一般木造建築物よりも枠組壁工法(2×4工法)の方が
とても火災保険が安く済みます。
但し。
一般木造建築物の事を在来工法と勘違いする方がいます。
管内の住宅屋さんの中でも、在来工法にて家を建てていても
その構造体が、省令準耐火建築物と認められているケースが
多くあります。
在来工法は火災保険が高くなると案内に判断せず。
必ず住宅屋さんへ確認してみて下さいね。
ちなみに、赤坂建設はオール枠組壁工法(2×4工法)のみの家を造っています。
ただ、とても気を付けなくてはならない事が
中古住宅を購入する際、築年数や構造体にもよりますが
建物は安く購入できた、でも保険料を含め購入経費がとても
高くなった、と購入後に後悔しないよう事前の確認はしっかりと
しておきましょう。
住宅の話題とは離れますが。
新型コロナによる経済被害。
保険適用にならないモノが多いと聞きます。
いざという時の保険、万が一の為の保険、今後、病原体の蔓延
等により開催が出来なかった等の保証をしてくれる保険が出来る
事を願いますが、保険料は相当高いものになるでしょうね。
一日も早い収束を心から祈ります。