今、何やっているの?☆
2✖4住宅
赤坂建設 http://aksk.co.jp
高山です。
昔、知人と会った時。
『今、何やってるの?』と聞かれたら
『家、売っている。』と答えていました。
すると決まって。
『え~家なんて売れるものかい?』と何度言われた事か・・・。
少し、昔話を・・・。
建築系の学校を出ているわけでもないのに
学校を卒業して、住宅建築業界に入りました。
その会社では、主に注文住宅を売る仕事をしていた訳ですが・・・。
1000万以上もする家・・・。
売る事に対して不安はあるし、果たして売れるものなのか?
友人からは、1件も売れなかったらどうするのよ・・と言われるし
本当に、自分はこの業界に入って、良かったか、どうかとても
不安な時期を過ごしていたと思います。
その頃、教えて頂いた家を売る方法。。。
家を売る方法は、とにかく沢山の人と会え・・・と言う事でした。
具体的に言うと、100人(100組)のお客様と会う。
そうすると、1人(1組)家を欲しいという人が現れる。
そういったお客様を、まず10人探す、つまり1000人と会う
という事。
10人のお客様がいると、家の話をしてもいいですよ。
という人が1人は現れる。
ただ、その人に話を聞いて貰っても、その人が家を建ててくれる
程、生易しい仕事でない。
そうだな?そういった話が出来るお客さんが5人いれば
1人の人が、うちで家を建ててくれるという訳だよ・・・。
と言うと・・・・。
その為には、1棟の成約⇒5人のA客(お話の出来るお客様を、A客と
呼びました)、5人のA客を持つ為には、その10倍50人の見込み客を
持たないと行けないし、50人の見込み客を見つける為には5000人の
人と会わなければならない。。訳
その頃の、先輩達より
そう恐育を頂きました。
その頃。こんなやり方、非効率だ!
先輩たちは、モデルハウスに居て、楽して見込み客を見つけて
いるのに・・・。ついでに休みもないし・・。
と言いつつ、毎日、飛び込み・・・TELコールを朝から晩までしていました。
不満ばかりの毎日だった訳ですが・・・。
約5000人のお客様とお会いできた頃、何もわからない自分でも
家を売る事が出来ました。
今、思っても、そのやり方が
けっして効率的なやり方だと思いませんし、ただ毎日が苦しいだけで
しかなかった。
そのせいもあって、初めて家が売れた時、言葉に出来ない位の喜びが
有りました。
ただ。。。
今、思うと、その頃の先輩方から色んな事を学ばさせて頂いたんだと、
深く感じます。
・モデルハウスのお客様は、他社の話も沢山聞いている、何も知らない新人
営業が対応しても・・・・まず通用しない。
・案外、簡単に家が売れてしまう事もあるけど、それはあくまで、フロックであり
売る側も、大変な思いをして家というものが、売れる事。
(それを早くから経験させておくことが、とっても必要)
・いつも、お客さんがいれば、いいけれども、いなくなった時、一番基本となる
家を売る為には『沢山の人と会う』という大原則を体で覚える
・そして・・・
おまえ(高山)を必ず、営業の中で1番にしてやる。
言って頂けた上司。
その為の訓練!・・・今は感謝しかありません。
の・・・本当にお陰で、それから30数年たった今でも、この仕事を出来ている
のかな・・・と感じます。
先日、久々にあった友人から、『今、何やっているの?』
と聞かれた時。
うん。
家を持ちたいと思っている人達の相談に乗ったり、お役に立てる事を
しているんだ。。。と素直に言えるようになって来ました。
へぇ~そうなんだ。楽しそうだね。と言って貰えました。
楽しそうな顔をしていたのでしょうか?・・・
実際に楽しいですよ。
明日は、娘の劇団発表の為、ブログを書けそうにありません。
ので、本日2度目のブログでした。
ご拝読ありがとうございました。