興味深いデータその②
2✖4住宅
赤坂建設 http://aksk.co.jp
高山です。
先日のデータを基に(北海道住宅通信社様)
2012年~2016年迄住宅建築価格がどう推移して行ったのか?
をご案内させて頂きます。
住宅建築価格、よく高くなっている。
事を実感しますし、よく聞く事も有ります。
では具体的にどう推移して来ているのでしょうか?
帯広及び帯広近郊の平均値≪注文住宅編
2012年
1棟当たりの面積
38.09坪
平均坪単価 543,000円
建築費 2067万2千円
21013年
1棟当たりの面積
37.23坪↘
平均坪単価 555,000円↗
建築費 2065万4千円↘
2014年
1棟当たりの面積
36.82坪↘
平均坪単価 579,000円⤴
建築費 2133万3千円⤴
2015年
1棟当たりの面積
36.82坪→
平均坪単価 591,000円⤴
建築費 2176万7千円⤴
2016年
1棟当たりの面積
36.88坪↗
平均坪単価 602,000円⤴
建築費 2218万5千円⤴
2012年
5年前でしょうか?
単純比較で言うと・・・ここ5年間にて
住宅建築価格は約10%(1割)上昇しています
10%と言うと、2016年の平均建築価格で算出しても
約220万上がっているという事ですね。
ここで大切な事は
この値上がり率、値上がり額が異常なものなのかどうか?
ですが、何とも言えない所ですが・・・。
来年は価格が据え置き、若しくは値下がりに・・・。
という事はあまり考えにく世の中です。
仮に、このままの推移で価格が上昇したとしたら…ですが
5年後に10%上がると計算・・・。
2016年 2218万5千円⇒5年後(10%UP)※⇒2440万3千円
36.88坪で割って見ると、坪単価 661、700円となります。
又、どうなるかわかりませんが、これにプラスして消費税UP
となってくると・・・・。
ここからは、私の勝手な憶測です。・・・・。
今までも住宅建築価格の上昇は何度も有りました。
ただ。そんなに強く実感しなかった要因が。。。
住宅ローンの返済年数が長くなった事、ご存知の通り・・・。
住宅ローンの貸出金利が驚くほど安くなった事にあると思います。
その為、住宅建築価格が高くなっても、ローンで借りた場合の
返済額は、大きく変化せずに来たような気がしています。
では、今後・・・・。
住宅ローンの返済期間 現在35年で組む方が多いと思います
一部金融機関では最長返済期間40年としている機関もある様ですが
今後、住宅ローンの返済期間が40が主流となって行くのか????
又、貸出金利の低下が進んで行くのか?
双方とも、現実論で考えて行くと、かなり無理がある様な気がしています。
国が言う様に
物価が上がって行く・・・それと共に
我々の賃金も上がって行く、そしてすべての国民の生活が豊かになる。
そうなれば本当に良い事なのですが・・・。
逆に一番怖い、金利上昇のリスクも考えなくてはなりません。
????
この先の事、よく考えて行かなければと強く思う今日、この頃で有りました。
生き抜く為の知恵を出す時代ですね。
頑張って行きましょう。