崩壊☆
2✖4住宅
赤坂建設 http://aksk.co.jp
前回。
迫りくる施工品質の崩壊!との記事を
掲載させて頂きました。
寄せられたお声として
・人員とコスト不足の為、適正な人員が割り当てられなくなり1人の業務負担が増えている。
・低価格競争の波に飲まれた現場で、監督、職人、設計の能力を超えた業務が日常的に行われている。
・年末・年度末の引渡が以前よりも集中している。一方で、大工職を初めとする技能工が高齢化し
絶対数も不足しているため、繁忙期の技能工が長時間労働が顕著だ。疲弊しながら仕事をしている。
・分業が進んでいるにも関わらず、現場を取り仕切る監督のスキルが低く、担当する現場の数が多すぎて
ただこなしているだけの現状がある。技能者レベルの低下が著しい。若い職人さんを育てるシステムが
崩壊している。
・ローコスト住宅が増え、職人単価が上がらない。コストが厳しければ質の悪い業者がはびこる。
見ていなければ手を抜く。無理してくれる業者に頭が上がらない。
・施工の基礎を知らない職人が増えている、絶句する場面に出くわしたことは2度や3度ではきかない。
(NIKKEH HOME BUILDER 2017-7)※参照
どのお声にしても・・・私自身も感じる事があります。
特に赤字の部分は業界内で特に顕著に表れている事ではないでしょうか?
その他・・・。
職人。監督のスキル不足???
どうなのでしょう?本当にそうなのでしょうか?
なにもしなければ・・・間違いなく崩壊は大きくなって行く事で
しょう。
ただ。私はこう思います。
職人の高齢化・・・人手不足。。。の問題!
ず~と前から解っていた事、こういった時代になるのは誰から
見ても明らかだったはず。。
数十年前から、建築屋として誰を育てなくてはならないのか?
それを明確に経営してきた建築屋さんは順調に業績を伸ばして来て
いますし、これからも業績を伸ばして行く事でしょう。。
誰とは明らかに・・・・建築職人さん達の事。です。。。
話はズレてしまうかもしれませんが・・・。
将来に起こる問題・・・・誰が見ても明らかな事、沢山あると思います。
それを正面から見ようとせず、目先の事だけに集中してしまう事・・・・
実際問題多いと思います。
私がこの建築業界に入るきっかけの本・・・。
その頃、道内の住宅建築業界でとても勢いのある社長さんの事を
題材にした本。
『教育こそ社長の仕事だ。』
その本の事を思い出したと共に・・・。
現在の住宅建築業界全体にとって・・・
一番大切な事なのでは。
と感じる今日、この頃でありました。