住宅ローン独り言②
2×4住宅
赤坂建設 http://aksk.co.jp
高山です。
戻りました。。。
先程のご案内が中途半端で終わってしまった為
続きを書きます。
住宅価格と住宅ローン金利の相関性・・・。
過去30年の歴史を簡単に振り返ってみます。
30年前と比べると確かに、住宅の購入価格は随分と変わって
いますが・・・・。
昨日、佐竹専務とも話しました。。。
何かが、極端に高くなった。って事無いんじゃない・・・。
でも、一番大きいのは消費税だよね・・・
そして大きな災害とか、耐震偽装問題…様々な事があって
法律改正も進み、昔の建て方では、家が建てられなくなったり・・・。
昔、ハイランクと言われた、住宅設備機器も今や、一般住宅で
使われるようになって来たよね・・・。
例)
システムキッチン・人造大理石(キッチン天板)・洗浄付き便座
複層ガラス(LO-E)、高性能ボイラー等等・・・。
そして、人件費も上がって来たよね。。。
※会話終了
家の価格が上昇してきたのも、当たり前と言ったら・・・。
当たり前かもしれません。
そういった中・・・。
住宅ローン金利は、どうなって来たのでしょうか?
約30年前
丁度、私がこの業界に入った頃の話です。
住宅ローン(住宅金融公庫)の貸出金利が 4.2%になりました。
今では、信じられない話ですが、その頃は超低金利と言われました。
この金利の安い時期に家を建てないと・・・・全国でも相当数な住宅建築が行われた
時代でした。
その後、住宅ローン(住宅金融公庫)の貸出金利が5.5%に戻りました。
金利が上昇する事で、住宅建築建築棟数が大幅に減って来たか?と言うと・・・
そうでもなかったように記憶しています。
その頃、世の中は『バブル』時代でしたし。。。
住宅ローンにもちょっとした秘密があった時代でした。
その秘密とは・・・。
『ステップ償還』・『ゆとり償還』
住宅ローン貸出金利は5.5%超※の時代です。
但し、当初は大きな負担なく返済が出来るやり方・・・・。
当初5年間だけは。。。
50年返済もしくは75年返済とした場合の続きの返済を引用して
6年を過ぎた後に、当初の過不足分を負担して貰おうという政策。。
世の中、右肩上がりの経済を予測しての政策だった様ですが・・・。
その政策が失敗したのは、今となってみれば明らかです。
そういった時代が終わり・・・・。
住宅ローンの貸出は、国の機関である住宅金融公庫から、主体が民間
金融機関へと移行していきました。
それからですね。
年々、住宅ローンの貸出金利が驚くほど安くなってきたり・・・・。
住宅ローンに附帯する、様々なサービスが向上したり
より安心に住宅ローンを利用出来る様な工夫がされてきたり・・・
様々な機関が住宅ローンを扱う様になってきました。
又、こんな話もいつもついてまいりました。
住宅ローン制度が変わる度に・・・・いつか住宅ローン金利が上がって
行きますよ・・・・。今のうちに住宅ローンを申し込みましょう。
その、いつかは⇒いつになるのでしょうか?
仮にこんな計算をしてみます。
もし、昔のように住宅ローンの貸出金利が5.5%迄上昇する
事があったら・・・・。
月々支払い可能額が8万円だとしたら・・・。
金利5.5% 35年返済
約 1490万⇒A
金利1.0% 35年返済
約 2830万⇒B
A及びBが総予算と考えた場合・・・・。
帯広市内か帯広近郊の便利の良いところで・・・
家は30坪位??
住宅屋さんにもよると思いますが・・・。
総額Aの場合(1500万)⇒ご計画は無理でしょうね・・・・。
となってしまうと思います。。。
Bのケースは、十分に可能ですよね・・・。
現在は
住宅建築価格上昇?+住宅ローン金利下落+住宅ローンSV向上
それが
住宅建築価格上昇(消費税UP)+住宅ローン金利上昇になってしまったら
住宅業界全体にとって、これから家を建てたいとお考えの方にも
住宅業界全体にとっても大変な時代となってしまいますね
そういったリスクだけはある事だけは、忘れずに、このブログを通じて
今後共、少しでもお役に立てそうな情報提供に努めてまいります。
今後共どうぞよろしくお願いします。
新規情報が入る度に、保管しているBOXです。
昨年暮れから、今年に掛けて、更新度合いが非常に激しくなって
います。
※金融機関の悪口ではないですが・・・。
お得情報、HPでは公開していない事がよくありますね・・・。
以上です。🙇