建築費と別に掛かるお金とは?
1734回目の赤坂建設高山ブログです。
又、円安が急激に進んでいますね
前回の続きです。
今回は
住宅建築に関わる諸経費のご案内をさせて
頂きます。
ただ、計画当初からお客様に諸費用は
どれ位、掛かるのですか?
とのご質問を頂く事が有りますが
ケースによって大きく違ってきますので
一概にはお答えする事が出来ないんです。
と。。。。お答えしています。
では?
土地を新たに購入し、住宅ローンを利用して
新築住宅を建築の場合の諸経費は?
私の方で概算を提出する際
土地購入に関する諸経費は
➀土地を契約する為の印紙代(印紙税)
が掛かります。
②土地の名義を売主から買主へ登記を変更
する為の登記費用
③その際に発生する固定資産税負担
④土地の売買を不動産屋の仲介によって
行った場合は仲介手数料が掛かります。
⑤その他、ケースによっては細かい費用が
掛かって来るケースが有ります
では次に、家に関係する諸費用とは
⑥家を契約する為の印紙代(印紙税)が
掛かります。
⑦建物の登記費用が掛かります。
一般的に表示登記、保存登記を行います
⑧前回のブログにてご案内させて頂いた
火災保険料が掛かって来ます。
次に融資に関係する諸経費が有ります。
⑨これもお金を借りる為に金融機関と契約
する為の印紙代(印紙税)が掛かります。
⑩保証料
金融機関が保証協会を利用する際の保証料
となりますが、最近では保証料は金利込みと
なっている事がよく有ります。
⑪団体信用生命保険料
借主様がローン返済期間中、死亡、高度障害を
抱えた際にローンを代返済してくれる保険と
なります。
これも最近では、金利込みとなっていて。
実際に保険料を支払う事が無いケースが殆どです。
又、保険の内容も金融機関によっては
大きな病気になった際にも補償してくれる商品を
保険料の負担なく付けてくれる金融機関も
有りますので、その選択は慎重に行う必要が有ります。
⑫金融機関手数料
金融機関へ支払う手数料となります。
これも金融機関によって様々です。
私の知る限り、0円~融資額の2.1%とかなりの差が
有ります。貸出金利はとっても安い・・・けど
手数料がとても高い!というケースが多く有りますので
貸出金利がとても魅力的な場合には・・・。
必ず手数料の確認もしておきましょう。
⑬つなぎ融資費用
住宅ローンは基本的に、家が建たないと貸してくれないお金
となります。
その為、家を建てる前に支払う土地のお金、建物の中間時で
住宅屋に支払う中間金等はつなぎ融資を利用して支払う事と
なります。
その為、つなぎ融資を借りてから、住宅ローンが実行される
期間利息、つなぎ融資を借りる為の印紙代、その他経費が
掛かって来ます。
⑭抵当権設定登記費用
住宅ローンを借りる為には、土地と建物に保証会社が担保
(抵当権)を設定します。
もし、万が一、ローン返済が出来なくなったら、土地と建物
は取られてしまう。。。というやつですね。
一般的に保存登記と同時に行う事が多いのですが
抵当権設定登記費用という名目でその費用が発生します。
次に
諸経費をどこまで見るか?にもよりますが
⑮祭事費用(地鎮祭、上棟式)等を行った場合の費用
⤴最近では上棟式を行う方はとても少ないですが。。。
⑯耐久消費財購入費用
とは?
家電品(冷蔵庫、テレビ、エアコン等)
家具(テーブル、ソファー、ベット等)
カーテン(建物価格込みになっている場合も有ります)
⑰引越し費用等
が代表的な諸費用として掛かって来るものと思います。
又、建物価格に込みとなっている事が多いと
思うのですが。
住宅会社側の
◇事務代行手数料
◇設計費用
◇確認申請費用
◇地盤調査費用
◇各種補助金申請手数料
等
も別途で掛かって来るケースも有ります。
以上が掛かってくる諸費用一覧となります。
ただ。
上記にもご案内させて頂いた通り
ケースによって大きく変わって来る事と
各金額も、ケースによって大きく違って
来ます。
今後、諸費用の金額も高く変化して行く場合も
十分に考えられますので
計画段階で
計画を進めている住宅屋さんにて、その費用は
およそ幾ら位なのか?を教えて貰う事はとても
大切な事ですし。。。
うちは建築屋だから、お金の事は知らないし
それはお客さんが調べるべき。。。
等という住宅屋が今時いたら???
その住宅屋は避けた方が良いかもしれませんね
又、その際
こうすると、諸費用も安く済む場合も
有りますよ。
というアドバイスを貰う事も大切です。
以上
本日は、家を建てるにあたって、建築費以外に
掛かるお金についてご案内させて頂きました。
参考になったと思って頂ける方が
いらっしゃいましたら幸いです。
本日のブログを終了させて頂きます
ありがとうございました。