本当に家づくりから大工が消える。☆彡
2018.04.24高山ブログ
十勝2✖4住宅
赤坂建設 http://aksk.co.jp
高山です。
家創りから大工が消える。
というテーマで本日のブログを開始させて頂きます。
昨今の木造建築の95%以上はプレカット工法
となっています。
プレカット工法とは?
木造住宅に用いる木材を事前に工場で加工し、現場に
搬入する工法の事。
そのプレカット工法。
先日、カナダで見て来た大規模なプレカット工法を
画像にてご紹介させて頂きます。
これから工場内の見学です。
工場内で大工さん?と思われる人達が
壁を作っています。
窓サッシの他、ドアも工場内で取り付けられます。
超巨大工場、端から端まで肉眼では確認出来ません。
出来上がった加工品、その後。
出来た壁材が現場に運ばれます。
何と、工場内では屋根も加工。
屋根を加工するスペースも問題なし
屋根材が現場まで巨大トラックによって運ばれます。
その後・・・・。
実際に見学する事は出来なかったのですが。
写真が有りました。
大型クレーンにて屋根が設置されます。
一番衝撃を受けた写真でした。
細かい寸法は、全てコンピュータによって加工されます。
その加工された部材を、人が取り付けるだけ。
昔の大工さんの様な、優れた技術は必要とされない事を
感じさせて頂きました。
ある面、プラモデルを作っているのと同じ感覚ですよね。
今。
大工さん、職人さん達の高年齢化が進み
これから益々、技術職不足はより進んで行きます。
昨日のネットニュース等で見た。
家創りから『大工』が消える。という題名に衝撃を
受けたものの。
近い将来かもしれません。
現場での家創りが、大きく変わって行くかもしれない。。。
そう強く感じた今日、この頃であります。
ありがとうございました。