昨日のお客様からのご相談
赤坂建設 高山です。
昨日お客様からこんな相談がありました。![]()
現在、父親の名義の土地・建物を改築したい。
その資金を借り入れにて行う場合、名義を変更する事は必要か?
そんなご相談でした。
その答えは・・・![]()
貸してくれるかどうか?その判断は金融機関にありますが・・・
一般的な回答として・・・
ローンには大きく分けて2種類・・・・・
無担保ローンと有担保ローンがあります。
その際、無担保ローン(土地とか建物を抵当に入れないローンの事です)
を利用した場合は、名義の変更などはしなくても大丈夫ですよ。。。
有担保ローンを利用でしたら・・・・
権利を贈与して貰って、名義を変更するか、現在の名義の人に、担保提供者
連帯保証人になって貰う必要があります。
では、昨日この件は、詳しくお話は出来なかったのですが・・・
無担保ローン、有担保ローン どちらを使うのが良いのでしょうか?
単純比較で行くと・・・・![]()
金利という面では・・・無担保ローンの方が高く、有担保ローンの方が低く
なります。
逆に、融資に掛かる経費という面では・・・
有担保ローンの方が高くなります。
※登記するだけでも結構な費用が掛かりますね・・・。
結論としては・・・・
借りる額、借りる年数、利用する金融機関によって、その違いが明確に出て来ます。
その際は、しっかりと比較検討する事が必要ですね・・・・。
そして、もう一つ、忘れてはならない事が・・・
仮に、比較検討の結果、有担保ローンを利用する事になったとして・・・
名義を変更する場合・・・
現在の名義人が、健在か?すでに亡くなられているかです。
ご健在の場合、名義を移す場合、贈与となりますし・・・
亡くなられている場合は、相続となります。
その場合、何が違うか?・・・と言うと・・・
税金に大きな違いが出て来ます。
比較した場合、贈与税の方が、とても高い税金となる傾向にあります。
その際、節税の事に付いても、専門家に相談する事が必要ですね・・・。
そんな説明をさせて頂いた後・・・・
そのお客様が言っていた言葉が、とても気になりました。
『役所とか、色んな所に、相談に行ったり、手続きをしに行かなくてはならないのですね・・』
私:そうか・・・そう思ってしまうんだな・・・・。
そうですよね・・・そんな説明をしたら・・・お客様にとっては・・・わぁ!面倒そう!
って思ってしまう方が多いと思います。
そんな事で困っている方がいたら・・・すぐに解決して差しあげれるのにな・・・
なんて思った、昨日のご相談でした・・・。
勿論、昨日ご相談頂いたお客様には、面倒な事は、信用した住宅屋さんに任せて下さいね・・・
とお伝えしました。
今後、こんな事例が数多く出てくると思います。
そういった方の為に、この内容が参考になればとても幸いです。
ありがとうございました。