時には強引に・・・。
赤坂建設高山です。
よく迷っているお客様には、焦らずにゆっくりと考えてみてくださいね。
お声かけをする事があります。
それって正しいことなのでしょうか?
私ではないのですが、以前同じ業界の営業の方より
こんな話を聞いた事があります。
『あの時、もっと強引に進めていれば。。。』
『今でも後悔しているんだよね。』
どういう事か詳しく話を聞いてみました。
現在、賃貸マンション住まいの若い夫婦から家づくりの相談を受け
融資・土地・プラン作成と順調に話が進んでいったそうです。
いざ、※クロージングの時
クロージング:私達はお客様に最終の決断を頂く際にお声かけする事
その若夫婦はなかなか決断する事が出来なかったので・・・
その方は『高い買い物ですから、ゆっくりと考えて見てください』
との事で、その日に話は終了したそうです。
その後しばらくして、悲劇が起きたんだよね。・・・・
若夫婦のご主人が交通事故で死亡!
勿論、家づくりの計画などストップ。
その営業の方はこう語っていました。
もし、自分が強引にでも、その若夫婦に決断を即して・・・
家づくりを進めていれば・・・。
ご主人を亡くした事は、その家族にとってとても悲しい事だけど・・・
家だけは残して上げる事は出来たのではないか?
という事でした。
つまり・・・
こういった考え方からです。
一般の賃貸マンションに住んでいて、何か家族に今回のような
ケースが起きたとしても・・・
変な話ですが、『うちの主人が亡くなってしまったので』
これから家賃を払わないで暮らして行っていいですか?・・・と
大家さんい言ったとします。
大家さんの答えは、気の毒だけど・・・それは駄目。となってくる事でしょうね。
もし、その営業の方が、その若夫婦に家を持たせていれば・・・。
以前、ご案内させて頂いた、団体信用生命保険が適用になり・・・
家族にとっての悲しみは消えないにしても…残された家族はその家に住み
続ける事は出来たはず。
なので、考え方によっては賃貸マンションやアパートに住んでいるより・・・
特に将来の生活に不安を感じている人達は早く住宅ローンを組んで家を建てる
事の方が安心に繋がるのかもしれないですね。
そんな話を勉強会で知り合った、営業の方から教えて貰いました。
様々な考え方があると思いますが、私はある面、納得する部分もありました。
このブログを読んで頂いている方は如何ですか?
この話で・・・・
住宅建築をお考えのお客様へ最初から営業が主体となって強引に進めていく事は
私は論外だと思っています。
ただ、私にも経験はあるのですが・・・
なかなか決めるという決断が出来ないお客様も、実際、けっこういらっしゃいます。
そんな時、少し強引にでも、『このお客様の為に』
決めて差し上げる事も、必要な時がある事を学んだ出来事でした。
では、次回具体的に
一戸建て住宅を持つメリット・デメリット
賃貸物件に住む、メリット・デメリット
を私なりの考え方でご案内してまいります。
昨日、無事 娘のもとに100色の色鉛筆が(サンタさんより?)届いた模様
ありがとうございました。