住宅ローン今後の行方
赤坂建設の高山辰也です。
今日は自分なりに今後の住宅ローンの行方を
考えてみました。
その為には
少し長くなりますが過去を振り返ってみましょう
私が住宅業界に入った頃、今から約30年前
特に北海道の方は家を建てる時に利用する
住宅ローンは・・・
ほぼ住宅金融公庫でした。
丁度、私が業界に入った頃・・・・
住宅金融公庫(住宅ローン)の基準金利が
4.2%という時代がありました。。
その頃、こんな低い金利!考えられない・・・。
お客様!今が家を建てるチャンス!です。
何故かと?言うと・・・
住宅金融公庫の金利は、その頃5.5%が当たり前
それと比べると随分???と低い金利だったわけです。
そしてその頃、住宅金融公庫の返済方式で流行って
いたのが・・・・ステップ償還というやり方!
これが後々・・・大きな問題になる返済方式でした。
要は、当初5年間の返済だけを安くして、5年間だけは
支払いやすくしましょう・・・?
というやり方・・・
勿論の事、そのしわ寄せは6年目以降に来るわけです。
但し、その頃はもっと景気がよくなっているから大丈夫
ですよ・・・
なんて話になっていたはずですね・・・。
年月が立ち・・・・
住宅金融公庫の金利も元の5.5%に戻りました。
金利が上がると支払いが厳しくなりますよね・・・。
家は持ちづらい時代になった?かと思えども・・・・
金利は高くなったのですが・・・支払額???は安くなった???
何故か??
ステップ償還を上回る
ゆとり償還制度と言われる返済方式が新たに出来ました。
ゆとり償還制度とは・・・
当初5年間だけの返済をステップ償還以上に安く払える
返済方式です。
ただ、6年目以降にそのしわ寄せがステップ償還以上に出て
来る返済方式です。
その頃、住宅金融公庫の返済年数にも変化が出てきました。
当初
木造住宅は25年
ツーバイフォー住宅は30年
鉄骨形住宅は35年
それが、木造も30年返済が出来るようになり・・・
時代と共に35年返済まで延長されました・・。
その頃、一戸建ての住宅が一番建った時期である一方で・・
その何年か後には、住宅ローンを支払う事が出来なくなる人達が
沢山、出て来た時代でした。。
その頃、出て来た言葉!
住宅ローン地獄。。。
住宅金融公庫のステップ償還やゆとり償還を利用した方々の多くが
大変、苦しみ悩んだ時期だったと思います。。
その頃の私は・・・と言うと・・・
少し外から住宅業界を見させて戴いた時期だった関係も有り・・・
後日のブログでもご案内させて戴きますが・・・・
今の自分のお客様と関わりを持たせて戴いた際の姿勢について
大変勉強になり、沢山の貴重な経験を積ませて戴いた時期でした。
丁度。この頃だと思います。。。
住宅ローンに大きな転機が来ました。
その転機によって、住宅ローンの返済に困っていた多くの人々が
救われた時代でもありました。
さて、何が大きな変化となって現れてきたのか??
次回に詳しくお送りさせて戴きますね。
このシリーズしばらく続けさせて戴きますね。
ありがとうございました。。