カナダ研修③
1982回目の赤坂建設高山ブログです。
昨日、よく行くスーパーにて買い物をして来ました
前回からの話では無いですが。。。
とても、とても各品物が安く感じ、いつも以上に買って
しまった昨日の出来事で有りました。
さて、
3回目のカナダ研修報告
では今回は製材工場見学のご報告をさせて頂きます。
皆さま☆
Jグレードという2×4材を御存じでしょうか?
一般の方には聞き慣れない事だと思いますので。。。
住宅用製材の日本向けに用いられる品質等級の
格付けの事で有ります。
そのJグレート材が原木から完成品と成るまでの
作られる過程を見て参りました。

広い敷地に原木が置かれています。

原木が工場内に入ります。

寸断された木材

センサーにより一瞬で木材の品質が選別されます。
大量の木材の中で、Jグレード品質に適合する割合は⤵

オレンジの部分がJグレードの割合となります。
僅か1/10程度となっています。ね( ;∀;)
その後、様々な過程を得て、2×4材が出来上がって来ます。
中には


あまり詳しく聞く事が出来ませんでしたが
エコノミーと書かれている様にも感じます。。。
つまり普通材という事でしょうか?
次に

⤴少し品質が良くなっている様にも感じますが
グレードは不明です。
では次に
カナダにて高級材料として使われている品質の木材


プレミアム材
Jグレードに次ぐ、2番目に品質の良い
木材だそうです。
では



⤴Jグレードで有ります。
他の材料と比較すると、品質の良さは見た目で
よく理解する事が出来ます。

完成した材料は、一定期間
保管され、大きな港のある都市に列車で
運ばれ、そこでも一時保管され
大きな船で日本に運ばれてくるそうです。
日本のツーバイフォー建築は世界最高品質
木材にて家が建てられています。
確かに素晴らしい事だとは思うのですが
次回のブログにてご案内させて頂く
カナダ住宅の建築現場では、Jグレードの様な
見た目が良い、構造材は一切使われてはいない
です。
Jグレード材を使う意味とは?
よく日本では、農作物にて、曲がった野菜とか?
形が変な野菜、果物、等、規格に合わない物は
売り物にならないと聞きます。
(⤴何故、商品とならないのか?私には良く理解
出来ません”(-“”-)”)
それと⤴同じように、木材にも日本規格が有って
それに適合しない木材は日本では使用できない?
という事なんだと私は思っていますが・・・。
厳選された材料だけに、Jグレード材は、それだけ
高価になって来ると思います。。。
少し前に起きた、ウッドショック(木材の価格が急上昇)
であったり、家を建てる為の原材料の高騰が続く中
場合によっては、Jグレードで無くても良いのでは?
と思ってしまう今日、この頃で有ります。
以上
カナダ SPF製材工場における見学の感想でした
次回
2×4住宅現場及びプレカット工場の見学について
書かせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
