固定資産税の仕組みが変わるかも?
1685回目の赤坂建設ブログです。
本日
増える空き家、団塊世代の高齢化でさらに
という新聞記事が有りました。
北海道十勝においても空き家は増えつつ
有ります。
今後も
空き家は増えて行くのは確実と思われますが
何故?
空き家が増えて行くのか?
つまり
空き家を壊して更地に何故出来ないのか?
様々な要因も有ると思うのですが
大きな要因になっている事は
固定資産税の問題と言われています。
固定資産税
多くの方が聞いた事のある税金だと思います。
が。。。。
その詳しい概要について知っている方は
少ない様です。
固定資産
土地や家(建物)等に対して掛かる地方税で有ります。
特に土地に掛かる固定資産税が
その土地に建物が建っている事で大幅に安くなる訳です。
つまり
その建物が無くなると、普通に額の固定資産税に戻って
しまう。
その為
建物をなかなか処分出来ないというケースもよくあるそうです。
話を戻しますが<m(__)m>
新聞記事によれば
そういった要因によって
管理状態の悪い空き家が増えて行くので有れば
国は
固定資産税の優遇措置を見直し
税負担を増やす検討を始めた。。。。との事です
今月(1月)末の有識者会議で制度見直しを決め
早ければ
来年度中に新たな課税を始めたい考えだ
との事でした。
令和5年1月16日朝日新聞記事より
⤴もし、税制が大きく変わったら
優遇を受けれないので有れば、空き家を解体したい。。。
という人は増えて行くのではないかと思います
が。。。。。
この建物。。。いくら位で壊せるの?
解る方は少ないと思います。
以前にも書いた事でありますが
仮に壊す建物にアスベストが混入されていたとしたら
古い建物を壊すだけでも、きっと
想像を大きく超えた金額になると思います。
つまり
北海道十勝の地方町村では
土地が売れても坪1万~3万程度が相場ではないでしょうか?
仮に土地が100坪あったとします。
坪2万円とした場合、土地価格は200万円
売却経費が掛からなかったとしても
売れた土地価格にて解体費用を支払う事は難しく。。。。
不動産を処分したにも関わらず
赤字になってしまう事は、今後、、、。特に地方町村では
十分に有る事だと思っています。
まだ、検討段階との事なので何とも言えない部分は
有りますが、この制度。。。
今後、どうなって行くのか?しっかり見て行きたいと思って
います。
そして、もう一つ
上記↑新聞記事にて
気になる内容が。。。。。
国はこれまでに住宅ローン減税などの優遇措置で
新築重視の政策をとってきた。
今後。。。。
終活ではないですが(-_-;)
住宅をたたむ事への政策に切替える必要が有るのでは?
と有りました。
新築を主に扱う住宅屋さんとしては複雑に感じる方も
多いと思うのですが((+_+))
その方向性に進んで行く事も大切な事では?
と思う今日、この頃で有ります。
以上
本日のブログを終了させて頂きます
ありがとうございました。