住宅ローンを選ぶ際の基本とは?
1669回目の赤坂建設ブログです。
今回は住宅ローンのお話です。
どこの金融機関でローンを借りるか?
どんな商品を選択するか?
等によって、年間支払い額、トータルの
支払額が大きく変わる事が有ります。
では?
どの様なポイントで住宅ローンを選ぶべきか?
ご案内させて頂きます。
➀金利
各金融機関によって、貸出金利が異なる事が
有ります。
額が大きく、返済年数も長い住宅ローン
僅かな違いでも、返済額が大きく変わる事が
有ります。
やはり、住宅ローンの選択は貸出金利が重要です
ね
②取扱い手数料
金利がとても低金利。。。。?といっても
注意しなくてはならない点があります。
金融機関の取り扱い手数料
0円~高い金融機関で融資額の2.2%というところが
有ります。
融資額の2.2%という事は、仮に3000万円の住宅
ローンを借りた場合66万円という事になります。
住宅ローンは金利+取扱い手数料を見て行く事が
とても大切となります。
③団体信用生命保険料
住宅ローンを返済中に、仮にご主人様の名義にて
住宅ローンを借りた場合、万が一何かあった際に
補償される生命保険となります。
金融機関の中には、死亡や重度障害の他に、多くの
病気になった際にも補償してくれる保険が無料??
(金利に込み)にてついて来る金融機関も有りますし
最低限の保険しかついて来ない金融機関も有ります。
どういった保険が住宅ローンについて来るのか?
詳しく確認する事が必要です。
仮に選んだ住宅ローン商品には沢山の、病気、ケガ等
補償してくれる保険になっていたとしても・・・・。
出来れば、それが実際に適用になるのか?どうか?
もし、身近の方で保険屋さんやFPの方がいらっしゃい
ましたら詳しく診て貰う事が必要だと思います。
④保証料
大昔、住宅ローンを借りる為には、保証人が必要でした。
が、大きな金額の保証人になってくれる人は中々いません。
そこで。
金融機関は保証会社を作り、保証会社が保障をしてくれるの
なら、住宅ローンを貸しましょう。
という制度に変化して行きました。
最近では、保証料無料という金融機関も増えて来ましたが
借入人の条件が悪い場合、保証料が掛かってしまうケースも
出てきます。
保証料が掛かるのか?掛からないのか?
も早い段階でしっかりと確認して行きましょう。
⑤繰上げ返済手数料
意外と忘れている方が多い様なしています。
住宅ローン返済を上手く活用して行く中で繰上げ返済
はとても重要となります。
これも金融機関によって繰上げ返済手数料が無料、有料
の金融機関が有りますし
無料においても、幾ら以上でなければ駄目ですよ
という金融機関も有ります。
パンフの裏側等に小さな字でしか書いていない場合が多いの
で注意して住宅ローンを選びましょう。
⑥つなぎ融資制度
お客様には聞きなれない言葉だと思います。
住宅ローンは、その言葉の通り、住宅が建ってから
初めて貸してくれるお金で有ります。
よくある事が、土地を同時に購入した場合、土地の
お金を払ってからでなければ家を建てられない。
これから家を建てて行く際、家を建てている途中に
中間金等を支払わなければならないケースが有ります
では?
そのお金をどの様にして用意するのか?
それがつなぎ融資を使う訳です。つまりつなぎ融資とは
住宅ローンの前借制度となります。
土地を買ってから、家が建つまでは仮に4か月とします。
その4か月間、土地のお金を住宅ローンから前借すると
いう制度で、4か月間のつなぎ融資利息+つなぎ融資
取扱い手数料が発生する事が有ります。
当然ながら
住宅ローン審査にて、事前に融資承認を受けておかなくては
なりません。
よく、ネット銀行系の住宅ローン
金利がとっても安い!何故?使わないのか?
というご質問を頂く事が有ります。
その答えとは?
つなぎ融資制度が無いので、使えない!
というケースがよく有ります。
⑦その他
その他、細かい部分が多数あります。
出来れば住宅ローンを選ぶ際には、金融機関では
無く、出来れば住宅屋の住宅ローンに詳しい営業
社員さんへの相談をして見て下さいね。
何故?
金融機関では駄目なのか?
仮に北〇銀行さんへ住宅ローンの相談に行ったと
します。
Aさんが、自分の銀行の商品よりも
他行の商品の方が、絶対に向いていると思ったと
しても、多分ですが絶対に他行をお勧めしては
くれないと思います。
又、住宅ローンの全容をお客様で知る事は
なかなか短期で出来る事では無いとも思います。
その為
住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャルプランナー
等の資格を持っている住宅屋の営業社員は金融機関よりも
住宅ローンに詳しい方が多いです。(経験上)
きっと。???
今は、どんな住宅屋においても、住宅ローンの事は詳しく
教えてくれます。
もし。
うちは建築屋だから、住宅ローンの事は解らない!
お客さんが勝手に調べてくれ!等の住宅屋があったと
しましたら、今は、その住宅屋に家づくりをお願いする事は
避けた方が良いかもしれませんね。(#^^#)
そして
もう一つ、とても重要な事が
変動金利制の住宅ローンを選択するか?
(変動、3年固定、5年固定等)
固定金利制の住宅ローンを選択するか?
(10年固定、全期間固定等)
とても重要で、難しい選択となります。
幾ら考えても、その答えは見つかりません。
仮に
10年以上前に家を建てた方が
3年固定にして良かった。。。(#^^#)
とは思うかもしれませんが
これからどうなるか?は何とも言えない
と言うのが正直なところです。
が
固定型商品を選んだ方は良いのですが
変動制を選ぶ方は
変動金利、3年固定型の詳しい内容を是非、知った
上で必ず商品選択をして頂きたく思います。
お互いの商品を詳しく知る事によって見えてくる
ものも出て来るかもしれません。
以上、住宅購入とほぼ同じ位、重要な住宅ローン
選択の基本の話をさせて頂きました。
参考になる方がいら者いましたら幸いです。
以上
本日のブログを終了させて頂きます。
ありがとうございました。