住宅ローン控除、意外と大きい0.3%の差。
1538回目の赤坂建設ブログです。
政治の世界では令和4年度の予算案が
衆議院で可決された様ですね。
まだ、正式決定では無いと思いますが
家づくりを考える方には
大変重要となる、住宅ローン減税
現在も、確定申告が始まり
昨年、住宅建築、購入をされた方は
各役所に出向き、申告をされている事と
思います。
昨年までは
原則、住宅ローン控除率1%
控除期間10年が原則でしたが
今年、住宅ローン控除率0.7%縮小
控除期間は13年に延長となりそうですね。
そこで。
実際に。
借入額 30,000,000円
借入期間 35年
借入利息 1.4%(仮)
(全期間固定)
にて詳しく計算してみました。
すると。。。
この計算では、控除率0.7% 控除期間13年の方が
▲279.398円 約28万円 昨年と比較して損してしまう事が
発生しました。
計算する前は(-_-;)
控除率が少々、落ちても、控除期間が延びれば
逆に得になるのでは?と思っていたのですが
上記のケースの場合、0.3%は意外と大きい。。。と言うのが
印象でした。
但し。
実際に上記の計算は
新年度の1月~返済が開始となり、、という計算ですが
まず、そう言った事は有りえないケースが多いです。
金利も全期間固定1.4%とさせて頂いていますが
最近は、全期間固定よりも、変動金利制、固定期間選択制にて
住宅ローンを借りる方は多くいらっしゃいます。
固定期間が短くなるほど、貸出金利も低くなる事が多く有ります。
貸出金利の設定によっても上記計算は変わって来ます。
その他にも
◇借入金額によって。
◆返済年数によって。
◇不動産の持ち分によって。
◇特に給与収入の方ですと、年間支払っている
所得税の額、住民税の額によって
◇建物の性能によって※
等にて
上記計算は大きく変わり
控除率0.7% 控除期間13年の方が得になった
と言う方も、必ず出てきます。
上記の事については
かなり複雑な面が有るので、住宅屋さんの営業?
(担当の方)と共に自分達にとって最善の方法を
選択して下さいね。
話は、少しそれますが
家を建てる際、とても危険な事が有ります。
住宅屋とお客様の間で時として、こんな会話をする
時がります。↙以下
住宅屋・これを付けたとしても10万円程度ですから。
お客様・そうだね10万円程度だったら。。。
何か?
違和感を感じませんか?
そうなんです。
何千万の、買い物をする事によって
10万円と言う金額が、とても小さなものになってしまう
と言う錯覚が起きてしまうのです。
10万円、されど10万円
🍜ラーメンを何杯食べる事が出来るでしょう?
ただ。
家を建てると言うのは、一生一台の買い物でもある方も
多いと思うのです。
10万円掛ける価値が有るモノかどうかも?
なかなか判断が付かない場合は、住宅屋さんに聞いて
見るもの一つだと思います。
少し、話がズレてしまいましたが・・・。
住宅ローン控除出来るのが、上記計算表の通り
約28万円であっても、それはとても大きな金額です。
経験のある住宅屋さんで有れば、少しでも有利に
なる方法を沢山、教えてくれます。
こんな時期だからこそ、是非。頼ってみて下さいね。
そして。
真から、信頼のできる住宅屋選びが、間違いなく
家づくり成功の道となります。
以上
本日の赤坂建設ブログを終了させて頂きます。
ありがとうございました。
◇上記※建物性能によって、控除率、控除額の
違い等においては、別の機会に詳しくご案内させて
頂きたく思っています。