負けず嫌いも程々に☆

2✖4住宅

赤坂建設　http://aksk.co.jp

高山です。

昔話です。

ＡさんとBさんという営業マンがいました。

ＡさんとＢさんは会社の中でもＴＯＰの成績を残せる

力を持った営業マンでした。

但し、ＡさんとBさんはとっても仲が悪い。

会社内ではお互い口を利く事もせず、営業会議の際には

ＡさんとＢさんの間で頻繁に言い争いが行われました。

そして、事務所内でも

Aさん派・・・・Ｂさん派・・・どちらの派にも入らない

という、３つの集団が会社内にという事になってしまいました。

勿論の事。皆で何かを目指して行こうという空気ではありません。

ただ、Ａさんと、Ｂさんが競い合ってというよりも・・・。

Ａさんの派閥とBさんの派閥が競い合ってくれたお陰で、その支店の

成績は上々でした。

いいか、悪いかは別にして

競争意識が、いい結果を生むことを学んだ出来事でした。

もう、それから年十年と経っていますが。

ＡさんもＢさんも、ＡさんはBさんがいたから頑張る事が出来た。

BさんもAさんがいたから、いい成績を残す事が出来た事に気づき・・・。

今は、お互い感謝しているのかもしれませんね。。。

（もう何十年も会っていませんが・・・。）

又、その際、支店長がＡさんとBさんとの仲裁に入らなかったのも

AさんとBさんを競い合わせる事が、支店内の活性化に繋がると

確信していたからでしょうね・・・。

その時は、不満に思っていた事も・・・今となっては、なるほどって

思いますね。。。

ＡさんとBさんは、お互いとっても負けず嫌いだったのでしょうね。。

今はそう感じます。。。

ただ、ＡさんとBさんのお陰で、その支店はいい成績を残す事が

出来ました。。。

ここからが本題なのです。。。

お客様はどうだったのでしょう？

ＡさんとＢさんが競い合う。・・・・AさんとBさんにその頃、見えていたのは

会社の数字だけだったような気がしています。

つまり、どんな事をしてでも、受注しよう！

という気持ちを持つ事は営業にとって、とっても大切な事ですが＞

どんな事をしてでも・・・・ある面、お客様を騙してでも・・・。

数字を取って来る。

会社の決められた期日（決算月等）に間に合せる為に、無理くりでも家創り

を進めて行く。

お互いの、負けたくないという強すぎる気持ちが、お客様に対して多大な

迷惑を掛けた事もあったように思えます。

営業をする上で

数字に対して

高く、熱い意欲を持って活動する事も、とっても大切な事ですが

その際、お客様側に常に目が向いているかどうか検証して行く事が

最も必要。と感じる今日、この頃でした。

今回は、ある缶コーヒーのTVCMを見て

思い出した事を書かさせて頂きました。

『負けず嫌いも、ほどほどに』を終了させて頂きます。

ありがとうございました。

あっ、私の22歳の頃の出来事です。私は無派閥でした

今日は典型的な十勝晴れです。