準備期間☆
2✖4住宅
赤坂建設 http://aksk.co.jp
高山です。
昨日はお休みを頂きました。
偶然に、学校が入学説明会だった為
娘も休みで・・・。
いい具合に使われた、私にとっては有り難い休日でした。
さて。
『住宅ローン破綻』
昨今でも、この文字をHPで検索してみると
相当な数が出てきます。
その要因、色んな訳はあるかと思うのですが・・・。
前回のブログにてご案内させて頂いた
『融資枠』にも一部の要因があるのでは?と私は思っています。
『融資枠』とは?
前回のご案内で、フラット35の融資枠は9割です。と
ご案内させて頂きました。
9割とは・・・?
例)仮に土地・建物で2000万円の物件があったとします。
融資枠が9割ですと・・・。
貸してくれる額は1800万円という事になります。
そうなると、融資枠9割のローンを借りる場合は、残り200万は・・・
自己資金で用意するか?・・・又は別枠の融資にて用意をしなくては
なりません。
ただここで一つとっても重要な事が・・・・。
2000万円の物件を購入する場合、9割の融資枠の場合・・・。
他にて用意すべき資金は200万ではないのです。
これは、金融機関によって様々ですが・・・。
1800万の借入の他に、諸費用が掛かります、凡そ物件価格の1割を
おけば問題ないと思います。
融資枠9割の住宅ローンを利用する場合は
残りの1割分+諸費用分は、自己資金若しくは他のローン等で用意しなくては
なりません。。。。が。
私の知る限り・・・。
融資枠9割と設定しているのは、管内で住宅ローンを利用する限り・・・。
『フラット35』だけですかね・・・。
現在は、殆どの金融機関が、事前に審査等は有りますが。
物件価格+諸費用分+外構工事費用等が融資枠として設定されています
つまり、自己資金0円でマイホーム。
十分、可能な時代な訳ですね。
ここで昔話を・・・。
昔、住宅ローンと言いますと・・・。
国の機関であった、住宅金融公庫を利用する方が、北海道では特に・・・。
多かったですね。
当初、住宅金融公庫の貸出枠は、原則8割でした。
何故、融資枠『貸出枠』を8割に設定していたのか?
家という、人生最大の買い物をして頂く場合、返済途中でローン支払えなくなり
せっかく、購入した家を手放す事の無いよう・・・。
しっかりと準備に時間を掛け・・・お金をある程度、貯めた上でマイホーム(家)を購入
するようにして下さい・・・と言う理由もあった様な気がします。
その後、マイホーム(家)を持ちやすくなる様、様々な改正が有りました。
住宅金融公庫も一時、景気対策?の為か、融資枠を10割(物件価格全額)を融資
する時もあった様に思えます。
そして、昨今。
住宅金融公庫が廃止となり、住宅金融支援機構(フラット35)が出来。
住宅ローンの貸出金利が驚くほど、低くなり。
民間金融機関事で、住宅ローン獲得競争が発生し、利用者(借入者)にとって
とっても使い易く・返済中も安心感が増した、今でも・・・・。
住宅ローン破綻者が急増している・・・と言う報道を目にします。。。
自己資金0円でマイホーム(家)が持てる事が、危険という訳ではありません。
これだけ、金利が低くなった昨今、自己資金0円で住宅購入計画を進める
事、けっして否定はしません。。
賃貸物件(アパート・マンション等)の家賃が勿体ないから・・・
回りで、家を建てている人、多いから自分達も・・・。
(👆きっかけは全然いいと思うのです)がそこから・・・が
何が問題なのか?
全てを賄える住宅購入資金を貸してくれる時代・・・。
きっかけ~購入まで、準備期間がとっても短くなった様な気がしています。
準備期間が長ければ良いという訳ではありませんが・・・。
準備期間の短さ・・・が住宅ローン破綻に繋がる一部の要因でもあるのかな?
その準備期間に、このブログをお役に立てて頂ければ・・・。
とっても幸せに思います。
どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。
娘が私を書いてくれた絵。
さて次回ですが。
いつも貴重な情報を頂いている
北海道住宅新聞
http://www.iesu.co.jp/publication/newspaper/
とても関心を惹く記事がありました。
費用は誰が負担?改めて考えたい契約前のプラン作成
について現場での実情、私としての考え方をご案内させて
頂きます。
どうぞよろしくお願いします。