クレーム産業?
2×4住宅
赤坂建設 http://aksk.co.jp
高山です。
いきなりですが・・・。
住宅業界=クレーム産業と言う方がいます。
何故、そんな言い方がされるようになったのか
考えて見ました。
住宅はある面、お客様にとっては人生最大に近い買い物。
そして、それを購入する方々は、その買い物が初めての方
ばかりです。
その分、解らない事もとっても多いと思うのです。
2枚の写真をご案内します。
さて?
上記の写真を見て?
どう思われますか?
そして、上記の材料が、お客様の建てる家の材料として
使われる。
何か、木材にひびが入っているけど大丈夫
不安になる方もいると思います。
結論から、言いますと・・・。
乾燥収縮により割れ・・・
構造上は一切、問題のないものとなります。
但し、です。
そういった説明もないまま、お客様自身が不安を持ったまま
その材料が使われ・・・
家が完成する。
ほんの一例を上げましたが・・・・。
そういった、言葉は悪いですが・・・・。
何も知らない方に対する、きめ細やかな説明不足だったり・・・
配慮不足が、お客様からの苦情に繋がっているのでは?
と考えています。
説明できなかったり、中々、配慮が出来ない理由としてこんな
事が有ります。
①説明出来る、知識を有していない。
◆最近、比較的多いのではないでしょうか?
◆自分も含め、自分達は何をお客様へ売っているのか?再認識が
必要かもしれませんね。
②忙しくて、説明する時間がない。
◆もっとも多いケースだと思います。
◆お客様側から、私達の家は、数ある中の1棟でしかない。
と思われた時点で終わりでしょうね。
さて、そうなってくると、何件のお客様を担当する事が適切なのか?
という疑問が沸いて来ますよね。
それは会社の規模であったり、その会社の仕組み、会社の能力
担当者の能力によっても大きく違ってくるとは思います。
要は・・・
私はこう思います。
最終目的が
数を目指しているのか?
それとも顧客満足を目指しているのか?
ただ、とても難しいのは、私達は、顧客満足よりも数字を追っている
会社です。・・・・・と
アピールする会社はないですよね。・・・きっと
その判断がお客様様側から見た時に・・・・
難しいですよね・・・。
そして、私の知る限り・・・
数を求める会社の多くは、その後大きく衰退して行くか、無くなって行く
そんな歴史があるように感じます。
今まで、何十年もやってきたこの業界で・・・
ご信頼を頂き、共に家づくりをした大切なお客様から、苦情を言われるほど
辛いものはありません。
住宅業界=クレーム業界・・・という言葉が早く、この世からなくなって欲しいです。
お客様から頂く苦情の殆どは
説明不足だったり・・・その多くが配慮不足。
このブログが、そういった面での、ほんの少しでもいいからお役に立てたり・・・
参考になれば、本当に幸せに思います。
自分も含めて、まだまだ成長が必要ですね。
そう感じる、今日、この頃でした。
自分勝手なブログを読んで頂きありがとうございました。