BLOG

フラット35の事、詳しく書いて見たいと思います。

1572回目の赤坂建設ブログです。

最近、お客様からも住宅ローンの金利上昇を

心配するお話も聞く様になりました。

返済全期間固定金利でお金を貸してくれる

フラット35と言う住宅ローンが有ります。

今後の傾向として

フラット35にて住宅ローンを組みたいと言う

方もより多くなって行くような気がしています。

では?

フラット35とは?

どの様な住宅ローンで有るのか?

住宅屋の立場から、簡単にご案内して参ります。

よく。

フラット35を利用して家を建てる場合

フラット35の窓口はどこになるのか?

フラット35は住宅金融支援機構と言う公共?団体

が行っている融資となります。

住宅金融支援機構は全国各地に支店は有りますが

機構が直接、お客様から住宅ローンの申し込みを

受ける事は有りません。

各地の銀行、信用金庫、金融機関等が受付代理業務を

行います。

お客様の、その機関に、ローンを申し込み事になります

が・・・・。

お客様が申込むと言うより

フラット35を利用する場合は、家を建てる(購入)する

住宅屋のサポートがとても重要となります。

先程。

様々な窓口にて、融資の受付を行っていると書きましたが

受付を行う金融機関事で金利・手数料も違う場合が有りますので

お客様にとって、少しでも有利な金融機関を選択できるよう

住宅屋さんにサポートして貰う事がとても大切となります。

では。

利用する場合、他の住宅ローンと大きく違う所が

フラット35は原則的に、総費用の9割しか融資してくれない

事が有ります。

全額、借りる事が出来る、住宅ローン商品も存在ますが

金利が高くなったり、審査が厳しくなる等、全額融資のフラット

35を利用する人は少ないと聞きます。

では?

全額融資を望む人は、どうしているのか?

各金融機関事で、残りの1割分を融資してくれる商品を持っている

金融機関も多く有ります。

どの様な融資に組み立て方が良いのかも

是非、住宅屋さんに相談して見て下さいね。

その他。

私達(住宅屋)がフラット35をお客様に進める時の理由として

民間金融機関の住宅ローン商品と比較した場合、中には

審査が通りやすいと言う理由も有ります。

特に勤務年数、返済比率(返済額は年収の何割程度?)

などの理由によって

民間金融機関では融資を受けるのは難しいと言う場合には

フラット35にて住宅ローンを組んで見るのも良いかも

しれません。

ただ。

長期間の固定金利な分、民間金融機関が行っている

短期固定型住宅ローン、変動金利制の住宅ローンよりも

金利が若干、高くは設定されています・・・・。

住宅ローンにおける1%の違いはどの程度?

については、次回のブログにてご案内して行きたいと

思っています。

それでも、ひと昔前と比べると、超低金利である事は

間違いのない事であります。

他にも

性能の良い住宅を建てる事によって、当初5年若しくは

10年程度、貸出金利を軽減してくれる場合も有ります。

これは⤴

かなり面倒な手続き、方法となりますので

住宅屋さんと詳しく相談をして見て下さい。

ただ。

私(高山)フラット35における最大の弱点は

貸出金利の決まる時期にあると思っています。

仮に

民間金融機関の多くは、ローンの審査が完了し、

〇〇様には〇〇〇〇千万を貸してあげますよ

との認可の際の時点の金利が適用されます。

融資が認可となって。

その融資を受け取るのが半年先だとします。。。

その半年間の間に、仮に金利上昇が起きたと

しても・・・・。

認可の時点での金利を約束してくれます。

と言うより

上がらないだけで、金利が下がった場合には下がった

金利を採用してくれる訳なのです。

安心して計画を組む事が出来ますね。

但し。

フラット35の場合です。

今月、フラット35の金利が1.44%だとします。

が、其の金利にて

融資を借りれる保証は無いのです。

基本的に住宅ローンを受ける事が出来るのは

家が完成した時となります。

つまり・・・。

家が完成するのが、、、、。

予定で行くと、今年の冬⛄、約8か月先と

なるとします。

8か月先は?

長期金利(フラット35の貸出金利を決める為の基準)

がどうなっているのか?

少し前と、違って・・・・。

今、とっても不安だよね。。。

となってしまう訳なのですね。

全期間の固定金利にて安心と言いつつ・・・・。

これから家を建てようとする方には

一体、いくらの金利で、お金を貸してくれるのか?

分からない??

という弱点もあるのです。

昔。

ブログにてよく書いていた事が

住宅ローンの選択は、どこで家を建てて貰うか?

業者選びと同じ位、難しい事であり、大切な事で

あると思います。

是非。

色んな情報を集めて、自分達に適した住宅ローンを

選択してください。

今回は

現在のフラット35について、私の知る限りの事を

色々と書いて見ました。

参考になる方がいらっしゃったら幸いに思います。

どうぞよろしくお願い致します。

次回。

住宅ローンの金利差における返済額の違い等に

ついても書いて行きたいと思います。

合わせてよろしくお願いします。