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住宅ローンの深い~い話その②

赤坂建設 高山です。

昨日はある加盟している団体の大掃除。

天井のすす払いを担当。

首と肩が痛い、今日この頃です。

さて、住宅ローン諸費用の話題です。

住宅ローンを借りる際には『保証料』という諸費用が掛かります。

けっこう大きな費用となります。

最近では、この保証料が無料となる住宅ローン商品もありますね。

ただ、この保証料を勘違いしている方もいるようです。

結構、前の話ですが・・・

建築後のお客様とこんな会話がありました。

私:『住宅ローンの返済で困った事はありませんか?』

お客様:『うん、大丈夫!うちは保証協会に入っているから。』

私:『???んっ・・・勘違いしている。』

その後、これからご案内させて戴く、保証料の仕組みについてその

お客様にお話をさせて頂きました。

その方は・・・

住宅ローン借入時に支払った保証料を、自分の保証人になってくれる制度

と勘違いしていたようですね。

大昔の話・・・

住宅ローンは保証人を付けなければ借りることが出来ない事がよくありました。

日本でもっと、住宅を建てる人が多くするために、保証人無しでも住宅ローンを

借りれる制度、保証協会が出来ました。

住宅ローンが借りやすくなったので・・・・

日本で家を建てる人も増えてきました・・・・。

という歴史がありました。

(間違っていたらごめんなさい・・。)

その為、保証協会への加入を、自分達の保証をしてくれると勘違いしている方が

もしかしたら・・・

今でも結構いるのではないでしょうか?

保証人と保証協会の違いについて、私なりの認識でご案内させて頂きますね。

保証人とは

その通り・・・仮に住宅ローンを支払えなくなった際に、代わりに支払ってくれる人

ですね。

実際には、連帯保証人と保証人の違いはありますが、ここでは『代わりに支払って

くれる人』という認識でお願いします。

それでは保証協会は?と言うと・・・

同じく、原則は代わりに支払ってくれる会です。・・・・

保証人と同じじゃない。と思われる方もいるかも知れませんね・・・

実は、ここからが違って・・・

保証協会が保証するのは、あくまで貸し手側、住宅ローンを貸し出しした

金融機関を保証するのです。

つまり・・・

保証協会は、貸し手の金融機関を保証した後・・・

借り手側に請求が行きます。

よく、住宅ローンの返済を滞って、銀行に家を取られた・・・

と言うのは、実際には銀行にではなく、保証協会に・・・なのですね。

さて、実際に支払う保証料の件ですが・・・

実際に住宅ローンを借りる方の属性・・・

年収、勤務年数、勤務先、ローンと自己資金の割合、

と、借入額と借り入れ年数

そして、選択した金融機関によっても大きく違って来ます。

その額は

0円~100万超の違いが出て来る場合もあります。

意外と大きな額となりますので、注意して下さいね・・・。

又、金融機関は複数の保証会社と連携していますね。

先日、ある金融機関へ訪問した際、こういった話がありました。

その金融機関は、主に2つの保証会社を使っています。

その一つの保証会社が、今キャンペーンをやっていて、保証料を

とても安くしてくれるんですよ・・・。

じゃあ・・そこでの審査をお願いしますね。。。

そんな会話でした。。

こういった事だと思います・・・。

先ほど、ご案内させて頂いた、保証料が掛からない住宅ローン

商品も多くなって来ている。

保証会社としては、一大事と考えている会社ももしかしたら多いのでは

ないでしょうか?

保証料に変化があるのかもしれませんね・・。

これからの、保証料の変化を見守って行きたいところですね・・。

今回は住宅ローンに関わる保証料のご案内でした。

そして、次から次へと各金融機関から出てくる住宅ローンの新商品!

新商品の中には、ある共通点があります。

とことん、金利を下げて来る、住宅ローン商品!

もう!金利を下げて行くのは限界だよ!という金融機関もあるのではないでしょうか?

そういった金融機関から出てくる住宅ローン商品は・・・

少しでも、借り手が安心して支払って行ける、ような仕組みや工夫が出て来ていますね。

その代表的な制度が・・・

団体信用生命保険制度!

次回、その制度について詳しくご案内して参ります。

ありがとうございました。